2011年6月28日火曜日

一人支笏湖

本年度は職場の状況が変わってしまい,土曜日の休みがほぼ取れなくなってしまいました.
そんな中,昼前に「帰っていいよ」の上司の優しいお言葉.
さて,何しよう?天気がいいし,明日の練習会は仕事でDNSだから,今日練習しなきゃ.でも何となく乗るきがしないというか,ひきこもりたいようなNegativeな気分.なんだろうね.
支笏湖方面へ行ってみて,適当なところで引き返してこようかな.朝にかったかどまるの大福をポッケに入れて出発.
行きは追い風でずんずん進む.
覆道すぎたところで幅寄せ事故(幸いケガはなかったようですが)の現場を見て少し自重.
しかし勢いとまらず,のぼりきって更に上,行ったこと無いオコタンペ湖に登ってみる.でも工事中で行けなかった.
実は追い風に気づいてなくて,俺ってじつは速い?みたいな.こんないい調子で行っちゃったら,一人で中山回って200km一人で走れちゃう??
湖畔は眺めが最高!天気が良くて気持ち良い.
あ,でもちょっと風が吹いてるかな・・・何の何の.
中山回りはさすがにちょっとあれなので,千歳から36号線で帰ることに.ここからはどこに行っても初体験の道なので楽しみ,楽しみ.
支笏湖から千歳は,やや向かい風だけど下り坂が続く.常に30km/時超えのハイスピードなんだけど,藪の中を走っている感じで暑苦しくて,つまらない.つまらないけど延々20kmくらいあってつらいなぁ.千歳市街が近くなり家が出てきてちょっとほっとする.

ここからが本番でした.

36号線は超・超・超の向かい風ビュービュー!耳をつんざくほどの.ちょっとありえない風.当別どころじゃありません.この向かい風の中を40km近く走るの~?
しかも幹線道路は道路巾が広すぎてスピード感なくて,交通量も多くてつまらない.
いや,つらいのなんのって.まるで自分の精神力を試されているかのようでした.
「人生,向かい風!」といきがってみてもどうにもならない感じで参った参った.
上半身の力が必要.足の力よりも,走行距離が100km近くなってくると,上半身をさせて姿勢を保つのが大変.長距離は上半身も鍛えないといけないのかも.

大曲あたりから札幌市内は風が少なくなったのを実感.建物が増えると風は弱まるのね.信号待ちで渋滞する車の横なら風も来ないし.
結局110kmちょっとに4時間半.

もう36号線は走ってあげない

2011年6月22日水曜日

リセットぉ?

キャッツアイのサイクロコンピュータ.略して再婚じゃなくてサイコン.
いかにも「意識が薄くなりました~」という具合に表示が薄い.低血糖でも起こしたか.
つまり電池切れか.
割と変えてから間もない気がするが,言ってもしゃあないので,電池購入,難なく電池交換,よしよし.
またタイヤ周長入れたり,時計の設定が必要なのね.CATEYEのHPからマニュアルDRして難なく設定,よしよし.

あー,なんか・・すべて”0”になってるね~.だから何を損するわけではないけど,ODOMETERの距離をめもってなかったから,なんとなく今までの努力がなくなったような錯覚感.

1年間の浪人生活がみのり,大学の合格発表を見た帰り道にYESで購入したツインファミコンとDQⅡ.9時間近くの冒険の後に教会行って,復活の呪文をメモろうかとしたまさにその瞬間にリセットボタンを押した記憶と軽くダブったのでありました.
しょーもないですね.

夏至で大発生?虫とサイクリスト

最も昼が長い日の一日前.それでも帰宅がまだまだ明るくてライト不要(か微妙なので一応点けていますが).
何となく,今までになく自転車とすれ違うような.

と思ったら,YMギワさんが坂を登ってくる.YMギワさん毎日練習してるっぽいですが,さらに1日何回も走っておられるとは.私には気づかれずに行ってしまわれました.
しばらくすると,体の大きな人がMTBで激坂練習中・・・監督でした.会釈してすれ違う.
引き返そうかと,ほんの一瞬だけ思いましたが,せっかく下ってきた道を登り返すのは遠慮しました.

日が長くなって,夕方まで自転車乗り回して,うちの小学生とおんなじですねー.

2011年6月21日火曜日

ママチャリ耐久2011

先日の日曜日に開催された・・・・らしいです.
昨年まであんなに熱心に参加していたのに,今年は完全に人事に.
練習会などなどで,すっかり忘れてました.

参加している時は,札幌中のサイクリストが参加しているんじゃないかと思っていました.
しかし,当日,モエレ沼の外ではイベントを匂わすような雰囲気は全く見られず.
新聞とかでも事前の盛り上がりなんて全然無し.終わってから道新で載ってましたが.

もちろん,お店でもママチャリのマの字もなく.いつも通りの営業状態.

まぁ,そんなもんなんですね.
昨年までの力の入れ具合が,夢か幻か.

※ワカサはまったく存在感を消したのかと思ったら,マサオカさんがワカサジャージで走っていたようですね.

2011年6月19日日曜日

6月19日ワカサ練習会 ”U”が来る!

今日は練習会.昨日は当直で若干の睡眠不足~.

お店に行くと赤いジャージがうじゃうじゃと.予定は100kmのはずが,噂ではやっぱり200kmになったとか聞いているうちに監督登場.

しかし,私,今日は,午後から大事な大事なおうちの用事がありまして,そんな遠くまでお付き合いできません宣言.
毛無峠を登れればOK.
自分に「10時で引き返す」と強く念を押しておく.
今日だけは仕事よりも遅刻できないんです.と自分に強く言い聞かす.
だったら練習に行かなければいいのでは?一人でも練習できるでしょ??と聞こえたような聞こえなかったような.

仕事がある幸せと家庭がある幸せ.自転車の練習参加のおかげで,それらを再確認できて上等な日となりました.

ユウスケさん,クラさん先頭に,私はウチダ君の立派な骨盤に感心しながら旧5号線を進行.
この体格はトラックとかスプリント速いだろうなぁ.登りは得意じゃないかな?ミチハラさんはほっそりしていて,クライマーっぽいなぁ.

いつものように張碓峠にむかって集団がソワソワ,ザワザワ.ここで今日の体調確認.いつものようにヤマダさんの後を追う.
すぐ後ろで見慣れないダンシングの姿.なんと短距離体型(と勝手に思っていた)のウチダ君がグイグイと登ってきています.当別ロードの時は陰も形もなかったはずなのに!あわてふためいて,思わずヤマダさんに並んだら,山田さんのスイッチオン.いつもの頂上ワカサかくしポイントに向かって,置いて行かれました.
ここで休憩,集団を整えて,改めまして毛無峠へ向かいます.ローソン過ぎて傾斜がきつい.しかしここでも”U”ことウチダ君が迫ってきてます!
どうやら彼は社長にハッパかけられたらしく,大いに練習しているようですね.
23歳?20歳違いだと.そりゃー反則だよ.その年と,その骨盤で大いに練習されちゃおじさん,たまらんよ.
対抗するには経験とテクニックか?とは言っても,自分の自転車歴は5年しかありませんので,体力をカバーするほどのテクニックなど身についておりません.人生経験はそれなりに積んでいるけど,一般常識とか社会人のしてのテクニックとかを,この苦しい登りでどうせよと.

あとは金にモノを言わせて機材で勝負か.言葉で翻弄するか(できるのか?)

そんなこんなで制限時間まで残り20分で毛無峠を本格的に登り出す.残り時間が少ないので積極的に引かせてもらいますよ~,なんて調子こいたら,20分どころか1分が長いのなんのって.ワンデーレースのアシストってこんな感じで力使い果たして,ハイさよなら~ですかね.
毛無峠の一発目の頂上らしきところは通過.残り数分.はいはい,ひきますよ~.時計の文字盤が動かない~.苦しい,苦しい.苦しいけどあと数分で開放されるんだよ~.だから頑張ろう.

10時.
山田さんにサヨナラ言って引き返す.すぐ後ろに迫っていたウチダ君,イチウさん,その後続々と登ってくる方々とすれ違いながらお別れの挨拶.
うーん,苦しさからは解放されたけど,なんだかやっぱり寂しいなぁ.やっぱり競ってこその練習と,無くして初めて気づく親と健康と練習会ってか.

5号線を札幌に向かって走ります.追い風をうけて快調に飛ばして約30kmのTT状態.

おかげで予定より早く余裕を持って帰宅.無事,午後のミッションを遂行できました.

午後のミッションをこなし,冷蔵庫に足りないものを買い物して,疲れた自分にご褒美のケーキを食べ,犬の散歩をまったりとしていた午後の4時.
偶然にも,環状線を赤いジャージが単独で走ってくるのとすれ違いました.6時間前にお別れしたヤマダさんでした.その後ろにはウチダ君も.中山峠から帰ってきたのですね.

二人の後ろ姿を見送りつつ,自分の充実した一日を実感.
繰り返しますが,仕事と家庭がある幸せを実感したのでした.

※最近の自転車乗っている時の「あるある」
ハイエースに追い越されると,思わずチームカーかナンバーを認してしまう.

2011年6月18日土曜日

ヒルクライム

某月某日の晴れた早朝,4時45分くらい.
ひさびさに”裏山”に登ってきました.もしかして工事をしていて走れないかも,と思っていたけど,片側のアスファルトがはがされている”工事区間”は,始まってからものの数百メートルくらいでおしまい.そこから先はまったく問題ありません.おなじみの,散歩されているご近所さんも健在です.「おはようございます!」の声掛けは必須ですよ.

早朝の森林浴をしながら,つらく,快適に・・ようやっとの感じで登れはしましたが・・・きちんと測るのは怖かったので,なんとなく測ったタイムは・・おそらく17分くらい.年々遅くなるような気がする!ゴール地点ではけっこう追い込んだ感じがしたんですけどね.

ちなみにゴール地点は資材置き場で,ここまで来て,工事中であったのを思い出したって言うくらい.

夏のスキー場を上から見下ろすのは,一種の贅沢な感じがしました.

ここのヒルクライムがやめられないのは,登った快感≪最初のゲートを自転車担いでまたぐ快感が忘れられないから・・と,気が付きました.しょーもないですね.

2011年6月15日水曜日

アイウエア OAKLEYFlak Jacket

数年前にAmazonで安く買った通勤用のアイウエア,OGKのビナート3.ノーズパッドがまたも(2回目)はずれてどこかへ行ってしまいました.
わざわざ社長にノーズパッドだけ取り寄せてもらって,接着剤でくっつけていたのに.
安物でも創意・工夫で長く使ってあげるのは何となく美徳な感じがして,そんな自分に酔ってたのかも.

さすがに今回,ノーズパッドが入手困難となり,社長に相談しに行ったところ,そこに復帰したばかりの体の大きな営業部長がいらっしゃいまして,それが運のつき.

通勤だと帰りは夜道走行なのでクリアかそれに近いレンズが必要です.

基本的に,残り物マニアなので,新しく注文するよりお店に転がっている物の中から選ぶのが好き.
家でも,新しく作ったおかずより冷蔵庫の残り物を温め直したものが好き.
エコだけど貧乏性?食べ物は大切に.

それはともかく,お店のHPに輝いているオークリーのFlak Jacketにしました.
HPの威力おそるべし.

数日使った感想.
やっぱりいいものはいい!

2011年6月12日日曜日

WAKASA CUP #4 5kmTT

初開催の5kmTT.
狭い道路に今まで見たことがないくらいの大勢のワカサジャージ.出走者だけで21人だったそうです.
もうどっから見ても,イベントというか催し事のようなにぎわいです.
中学生から還暦まで

朝6時半にセイコマ集合.店の前のテーブルを囲んでまったりと座っている社長とベテランの方たち.いつものように,コースがどこでどんな風に競技するか,監督が来るまでわからないミステリー・ワカサカップ.ディスクホイールしか持って来てないけど,登りのコースだったらどうしましょ.
行ってみるとほぼフラット,ゆるい丘越えが3箇所くらい.よくぞ,監督,こんないいところを見つけてくれましたって所でした.
ハヤシさんのローラー姿に,いろんな意味(機材などなど)で圧倒されます.やっぱりTTにこの人がいないといけませんね.
競技後に急いで出勤するので,今日も早めの出走にしてもらいました.コースの下見もできていないので,どんな風になるかわかりませんが,とにかく漕ぐのみ!
スタートのギア軽め,ダンシング(自分にしては)長め,あとは前面投影面積を少しでも小さくすべく,頭を下げることに意識集中.追い風なのでいつのまにかアウタートップ.ちょっと重いか?シフトチェンジ!ギア変わらず・・・慌てる私.もう一回チェンジ,トップから2段動いてしまい,パニック寸前.あきらめてトップギアで行くことに決定.丘のぼりでもトップのままで.ゴールらしきところか,人(社長,ユウスケさん,ユキさん,et旗)が見えてくる.見えてくるけど近づいてこない.路面が荒れている~.そこは避けたほうがいいのか,まっすぐいっちゃうか~.
てな感じでゴール.
TTにしては腰の位置が低めな気がする.

うーん最高速が伸びていない.1000mよりは追い込めたか?もっといけたかな?やっぱりギア重すぎた?後から考えることはいっぱいあるけど,1000mよりは楽しい距離でした.
行きを整えつつ,次々と猛スピードでゴールする方々に見とれてしまいます.みんなはえー!
全員のゴールを待たずに来た道そそくさと帰ります.すれ違いながら「ガンバー!」と皆さんを応援.

職場には,心地良い筋肉疲労を伴いつつ間に合いました.

結果発表
6分55秒で5位.ハヤシさんは練習不足として,ワンピース軍団のかろうじて一番けっつでした.あと3秒速ければ・・・
この結果だと,やっぱりTTは機材だねぇ~ってことか.

2011年6月9日木曜日

ヤチさんの秘密が今,明らかに

我らがワカサチャンピオン,ヤチさんのブログです.
今回から,これまで隠されていた?自転車についてのお話が読めるようです.

骨董品やランプシェードに対するこだわりもすごいですが,自転車にかける思いも圧倒されるものがあります.
とりあえず自転車の第一話を読んで,大いに刺激を受け過ぎて逆に寝坊してしまいました.まだ凡人の私です.

http://www.horo-ichibankan.jp/blog/

2011年6月8日水曜日

ワカサカップ裏話

実に大したことではないんですが.

第二ポイントで先頭の二人においていかれて,その後のトンネルで追いつけなかったのが今回のキモでした.
実は,レースがいつの間にかスタートしていて,チームカーに預けようと思っていた鍵・財布を背中のポッケに入れたままでした.少しでも,ほんのちょっとでも余計な体力を使いたくない私は,レース中に段々と財布の重さが気になってきました.
レース前にコンビニで買い物して,一万円が崩れて千円札9枚になっており,レース中の独特の思考回路の中で「9倍の重さ」がどうにも我慢できなくなりました.
手をあげたらチームカーがすすすっと来てくれて・・・ありえません.
そこで,第二ポイントでカメラを構えてくれている社長に手渡す作戦.
まさにカメラマンに向かって財布を取り出す瞬間なのです.
作戦成功.社長に「財布お願い!」とか何とか言って,大事なお財布を投げつけたのでした.
やれやれト思い,トンネルに入ったらもう置いていかれたというわけです.

だから財布さえなければ最後まで先頭集団にいられたのかも,という言い訳だったのですが,写真を見ると,先頭のお二人の後ろに私は影も形もないくらい離されていたので,財布云々ではないですね.失礼しました.
このはるか後ろに私がいるはず.

後方にいたマサオカさんと追いかける展開となったわけですが,この二人で協力するというには,体力的なことよりも精神的にとても心強いのが実感できました.まりちゃんじゃないですが「一人じゃないって素敵なこと」でした.
第3ポイント.マサオカさんの上りの勢いから,絶対にやられると思ってました.
それにしても二人とも苦しそう.
ヨネタさんに追いつかれること無くゴール.
やっぱり,手を挙げるとかしたらよかったですね.
上りが苦しかったイメージがあって11-28に軽量ホイールを選んでしまいましたが,結局インナーにも入れること無く,来年はディープリムにします.


2011年6月5日日曜日

wakasa cup 当別~浜益ロード ご迷惑をおかけしました

いつになくドラマティックな展開か~?と思いきや,みなさんにご迷惑をおかけしました.
大本営発表はこちら

朝,あわてて出かけたらツールキットやチューブなどを忘れてしまいました.ポンプはしっかり持っていったのに・・
ぎりぎり間に合って集合場所についたら,今まで見たことのないくらいの参加人数(19人)と駐車場を埋め尽くす車.
お久しぶりのハヤシさんも参加で盛り上がりますね.

出発前の用足しに行ったところでいきなりの後輪パンク!ブシュッと.
うわー,チューブ忘れたときに限ってこれかい.スタート時間が迫る,どなたかチューブを恵んでくだされ.トキ先生,自走なのに広い心で提供くださりありがたや.タイヤレバーもお借りします.
やれやれ.

ではでは出走前に恒例の記念撮影.いっぱいいて賑やか!

と,チームカーの向こうで「ブシュっ!」 案の定,再パンク.自分で交換したから噛んだのかな~.
今度はヤマダさんのチューブを拝借.偉大なる社長様の手でチューブ交換.8気圧いれてOK!
あぁ,よかった出走できた.
振り向くと,もう集団がバラバラとスタートしているではありませんか.慌てて合流.

チームカーからの社長の号令でスタート!

ハヤシさん,監督,ユウスケさんのベテラン勢がいきなり先頭でペースを上げて盛り上げてくれます.ペースが速い!第一集団と第二集団で中切れしそう.自分はヤチさん,ヤマダさんの後ろで第二集団で我慢我慢.
先週の練習会で予行練習しているので,第二ポイントまでは距離感があって助かりました.
第一ポイント接近.ノブタカくんが誰かにけしかけられた?的なアタック,まぁそれはおいといて的な落ち着いたヤチさんのペースアップ,ヤマダさんも続き,定石通りそこに続いて・・やっぱりスプリントできないなぁで二人に追いつかず,3位通過.ここで先頭集団はマサオカさん,ヨネダさん,イチウさんで6人に.パヴェの如き砂利道も乗り越えて,先頭交代しつつ進む.

ポイント前で前に出ちゃったらやだなー,まるで最後の一脚になったイス取りゲームのようだなーとかケチなことを考えていた罰か,自分が先頭で,さぁ第二ポイント接近ですよ,皆様.後ろからマサオカさんがダンシングでアタック.まだ距離があるけど,そこにつく.ヤチさん,ヤマダさんが上げて乗り換えるけど,今度は二人にかなり離される.またも3位通過.

トンネルに入っても前の二人が思ったより離れている!?あれ?待ってくれないの?や・ば・いー.ちょっと一人では無理ですな.後方からやってきた,DHバー装着で若干反則のマサオカさんが「一緒に追いつきましょう!」.そういうことなら,もちろんDHバーのことなんか目をつぶります.思ったより足がいっぱいで,ついていくの精一杯でした.T字路あたりでようやく回復してくる.前の二人は視界に入るものの,まだまだ追いつきそうにない.
こっから上りだからマサオカさん,自分のペースで行っていいよ~といってしまうくらい弱っていた私.でも見捨てずに引いてくれる度量の広いマサオカさんをみて,発奮してきました.発奮しすぎて第三ポイント前で追いぬいてしまいました.またも3位通過.
レース前のイメージよりここの上りがたいしたことなかった.昨年はえらくきつかった気がしたのですが.

最後の下りでマサオカさんと作戦会議.前の二人は最後にけん制入るからペースダウンするはず.
必ず追いつけるはずだから頑張ろう!(だからそのDHバーでガンガン引いて!・・と心のなかで)

残り10kmを切ってゆるい下り坂.段々と追いついてきている感じがする.前の二人がはっきりと見え出した.その二人もきっちりローテーションして,ちゃんと共闘体制にあるみたい.
しかし,これは追いつける!
最後,4人になったらどうやって牽制してスプリントしようかな.ゴール前で自分が前に出ちゃったらペダル止めてしまおうか.そんなことを先日のジロでもやってたな.

バシュー!シュワァァァ!!
二度あることは三度あった.残り7kmで後輪パンク.
戸惑っている様子のマサオカ氏.いい人だぁ.でも行って行って!!

レース中のパンクは初体験.
さて,レース終了・・と歩き出したところでチームカー社長様,キクチさま登場.
社長「乗って乗って!」チームカーに乗っていいのかと思ったら,スペアホイールありました.ちゃちゃっと付け替えて完走目指してGo!ありがたや.
キクチさん「後ろからヨネタさんがくるよ」.これを聞いて,もう頭の中はヨネタさんの幻影でいっぱい.おそろしや.この時の自分にとってのヨネタさんは,ほとんど迫り来る口裂け女のイメージ.追いつかれて「わたしきれい?」と言われる恐怖から逃れるために必死でペダルを踏みました.

結局,追いつかれることなく4位ゴール.

4年前は全部が集団,3年前は上りで置いて行かれて一人旅,昨年は小集団でスプリント失敗.
今年はなんともドラマティックな展開でした.

体よりも気持ちが疲れてしまって,自走せずにチームカーで帰ってきました.

今シーズン初めてのロードレースで,参加前はかなり消極的な気持ちに傾いてましたが,やっぱりレースは参加してなんぼ,楽しいです.

社長様の診断ではタイヤが劣化しすぎて,横に穴が空いていて,それがパンクを繰り返した原因でした.新品ミシュラン PRO3に交換してもらいました.

2011年6月3日金曜日

20110529 wakasa練習会 追記

集合:当別駅 目的地 滝川 .
このルートの練習会は初参加.昨年のレポートを見るとかなりばらけた様です.ヤマダさんがグランフォンドに行っていないはずなので,平和な練習会になるかなー,天気も今ひとつでもしかして中止になるかもと,いやが上にも盛り下がる.しかし「決行」のメール.

集合場所に行くと,なんとヤァーマダさんがいるじゃないですか.台風でグランフォンド断念とのことで,確かに5月の台風なんて想定外ですね.
中学生のメンバーはいませんでした.
今回も,とてもありがたいチームカー同伴です.

当別駅出発.監督含めて総勢9人のトレインはなかなか壮観です.
監督の指示は,「慣れてない人もいるのでT字路まではペースを保って先頭交代」.

平和に進行しておりましたが,WAKASA CUP第一ポイント地点が近づくとヤマダさんが「ハヤシさんの幻が見える」と不穏な独り言を言い出して,嫌な予感・・・いや,今日はやらないかな・・・・
甘い考えでした.
上り坂になったとたんにヤマダさんのアタック!あれ,監督も?うーん,仕方がない.初心者の皆さん,さようなら.私も行きましたが,すでに10mくらい離されており追いつけませんでした.ここでモリナガくんが千切たようです.しかしルート上に砂利道が出現してそこで隊列をもどし,また集団で進みます.

当然,第二ポイントも近づくわけで,ここはもう,こうなったら行くしか無いでしょって,やっぱりヤマダさあんのアターック!今度は直後でついていきますが,キツイったらない訳で.張り付いて張り付いて,最後に刺した?よくわかりませんが,トンネル下りながらクールダウン.後ろはいません.もう頭に血が登っちゃったのでヤマダさんと二人で回しながら突進開始.T字路もかまわずそのまま通過.ここから滝川までは,私,初走行.アップダウンの加減がわからないので,上り坂アタックは先行しないで張り付き攻撃したけど,ほとんどはやられたような気がします.ずっと上り基調かと思ったら,後半は下り基調?なぜにこんなにハイペースなのかもよくわからず,でも引いているからにはヘタレたくないので・・・という調子.日差しが強くなって頭がぼオーッと.シフトアップしようとしたら右手がブレーキを握ってしまい逆に減速!なんてことも.
「新十津川でしんこきゅう」という看板に心が癒されました.大分,滝川に近づいた?
引いて引いて,後ろで休んで休んで,上りで張り付いてつらい~のくり返し.
このペースで帰りも走れるのか?これだと片道ペースではないのか??思わずチームカーで帰ることを考えましたが,チームカーに乗れる人数はせいぜい5人.トキ先生が自走で帰ったとしても,みんなで乗るのはとても無理!やっぱり帰りも走るのね~.こういう時は疲れていても頭がちゃんと回転する.
滝川に入ってやれやれというペース.

ドライブイン「ピットイン」手前で皆さんを待ちながら一休み.程なく(すぐに!)現れたのはムッシュ.還暦すぎて,一人っ走りでこの速さはビックリ.その後,原子炉で走るトキ先生,イチウさんとモリナガ君.監督が迎えに行って,一人はすでに車に乗っていて,全員集合.
ピットイン,安くて美味しくて素晴らしかったです.

帰りは?来た道帰るのもつまらないしなー,ワカサの日曜練習会で100kmちょっとなんてあり得ない!と監督.その頭の中で,どんなに恐ろしいことを考えているのやら.とりあえずR275沿いに出発.走りだしてすでに足が重い.たぶん乳酸率50%くらい?
監督の記憶によりR275より山沿いの道に入るが,なぜか行き止まりだったり,ぐるっと回ってR275にもどってきたりで.ここの丘上りでイチウさんが刺す走りを見せたりで,段々勝手がわかってきた様子.
結局は275を南下.そこから道民の森・青山へ抜ける山越えルートに決定.

ここでユウスケさんの新車,CARRERAのお披露目,ワカサカラーでかっちょええ.監督は残念そうな嬉しそうなコメントを残してチームカーへ.

上りになって,もうお約束ですから行かせてもらいます.11-28ギアを思う存分利用して28ギアでグルグルと.頂上はどこ?一番乗りしたか~?あぁ,まだ続きがあった・・ヤマダさんに刺されて,そのまま置いていかれ・・・そうになるけど28でぐるぐる回してなんとか視界のうちにとどめるくらいに,置いていかれたようなついて行ったような.
当別側に出て,あとは駅まで帰るのみですが,毎度のことながら逆風に息も絶え絶え.距離表示以上に当別市街が遠い.もう嫌だ~,来週も個々は知りたくないと心の中で弱音吐きまくり.昨年,ヨネダさん,ヤマダさんに置いていかれた記憶がよみがえり,もう吐きそうな気持ち.
ヨダレと鼻水流しながら,第一ポイントの坂を逆から登る.もちろん28ギアでグルグルと.

あー冷えたコーラが飲みたい.
ふらふらしながらようやく帰ってきました.ソッコー,ローソンでコーラ購入,あぁうまいと飲んでいたら,ムッシュが涼しい顔で帰ってきましたよ.


145kmちょっとですが,距離以上に走りごたえありすぎの練習会でした.長文お読みいただきありがとうございました.
意外と筋肉痛は大したことなかったのですが,日焼けがすごくて,お風呂に浸かるときに飛び上がりました.