2015年11月18日水曜日

ツール・ド・おきなわ 本島一周サイクリング 1日目まで

遅い夏休みで沖縄に行って来ました.
一人旅なので,レンタカーを借りるのも気が引けて,天気も良さそうだし,輪行で現地でも自転車で移動してみることに.そのために荷物は背中に背負える最低限のものに.

ちゃんと事前に調べておけば,バスでそれなりに移動できるのはわかったはずですが,現地に行かないとその気にならないのは,いつものこと.

金曜日に千歳発の直行便.
自転車の梱包はシーコンの立派なやつ・・ではなくて,モンベルのヒラヒラの輪行袋(コンパクトリンコウバッグ).果たして,これでちゃんとANAは運んで下さるのか,第一の関門.
飛行機で3時間半.

暑い!うれしいことに,この後もずっと暑すぎるくらいに暑かったです.
左側の方の後ろにあるのが私の自転車
とても丁寧に運んでくれてました.
自転車はかなり丁寧に扱ってくれたようで無事に那覇に着きました.

那覇から名護への移動が次の悩みどころ.自走なら60km.高速バスでも受付会場のすぐ近く,「名護市役所前」まで行けるようです.

同じ飛行機に車連の運転手さんをやっているSさんがいたので,名護までは,一緒に高速バスで行くことにしました.
バス乗り場付近にはチケット売り場が無くて,車内で払うとのこと.料金は2190円とやたらと中途半端.料金箱は保守的なもので,おつりは出ない.しかも2000円以上のお札は車内で両替しませんよとのアナウンス.
結果,降り場では1000円札を持っている人の小銭への両替待ちと,1万円札しか持ってない人の1000円札への両替待ちで,延々と停車していたようです.
しかも,途中,高速道路内に停留所が無いところが多くて,いちいち料金所から出て,バス停によって,また高速道路に乗るのを繰り返すという,OKINAWAらしいのんびり感.
自転車はバスの横っ腹に入れてもらえます.出し入れは自分でします.

まずは名護の受付へ.1時間半後に説明会があるというので,自転車を組み立てて,無事に走るのを確認.第一関門通過.
すぐ近くの「宮里そば」で空腹を満たして,再び会場へ.
普通の食堂です
結論として,説明会は無理に出なくて良いです.わかったことは,300人の参加者のうち,200人が外国人で,そのほとんどが台湾の方だということでした.うかつに近くの人に話しかけられず,大会中,無口な人で過ごすことが決定しました.

10kmくらい自走してホテルへ.喜瀬ビーチパレス.

公式ツアーで飛行機・ホテルは確保しました.
よく考えたら一泊目は名護市内のほうが楽でしたが,何も考えず,2泊目と同じホテルにしてしまったので,名護からさらに移動が必要になり,明朝もホテルからスタート地点である名護に移動が必要でした.

自転車は,若干不安でしたが,屋外のバイクスタンドに.
寂しい屋外のバイクスタンド
翌日はサイクリング宿泊者で満車になります.

一応,バイクは乗り入れ禁止のホテルなんですが・・
ちょと不思議
 なぜかフロントにもたくさんのバイクスタンドがありました.台湾のツアー用?

翌朝6時にホテルをでて,会場へ.
左端の痛チャリは,ゴロゴロとディスクの音をさせながら,かなりのスピードでした.
7時に出発.
沖縄北部を時計回りに走ります.けっこうペースが速いのですが信号でどんどん分断されます.
最初のエイドは道の駅おおぎみ サーターアンダギー食べ放題!バナナも食べ放題!シークヮーサーをしぼった水が超うれしい.
北部のエイドは地元の方々(おばちゃん,おばあちゃん,お姉さん,子どもたち)が準備してくれていて,お話するのも楽しかった.
要所要所に係の人が立っていてくれているので,道を間違える心配はありません.地図やキューシートやコマ図を用意する必要もありません.
暑い中,道案内のために立っていてくれる係に人には,ほんと,頭が下がります.

路面は良好ですが,サンゴが埋め込まれているせいか,微妙な振動があります.

奥の昼食では,豚汁 Or カレーでカレーを頂きました.台湾か香港のおばちゃんが,自分より先に昼食にありついていたのに,中国パワーの恐ろしさを実感しました.けっこうな坂もあったはずなのにぃ.
半分以上が外国人です.
昼食を食べている間に,バイクに率いられたサイクリングの先頭集団が出て行きました.前の方はかなり本気なようでした.

ここまで90km,もう半分?いやいやここからが大変.

奥から島の東側へ行くべく坂を登ります.あとは登ってばかりの印象.ちょっと下るけど,下がりきらないうちにまた登り.前回,100kmのレースでもさんざん味わったアップダウン.
ダウンはすぐ終わるし,アップは短いけど急勾配で,28Tをすぐに使い切る.
「サイクリング」だから急ぐわけじゃ無いけど,30℃を超える炎天下の中,それなりには走らないと終わらない.
前回,100kmのレースに出たときも,ここのアップダウン区間は集団から取り残されて一人で走ってたから,サイクリングもレースも大して変わらない.
あまりの暑さに頭が痛くなってきた.水をかぶりながら走ります.
この暑さとアップダウンで,DNFがけっこういるんじゃ無いだろうか.

水~,お茶~
エイドには必ず入って,しっかり食べて飲んで,水分摂って,トイレも行った.
パイナップルもたくさん頂きました.

明るいうちにホテルについて,1日目終了.
15時半頃?180km
ツール・ド・おきなわホームページより

ホテルのカウンターにゼッケンを言って,割り当てられた部屋に行ったら,女性が出てきて「違うと思いますよー」って,そらそうだ.しっかしりしてくれ,喜瀬ビーチパレス.

4人の相部屋で一番先だったようで,シャワーを浴びて,同室者が帰って来て楽しくお話しました.
夕食のバイキングも地元料理っぽいものばかりで,さらに!ブルーシールまで食べ放題で,大満足でした.

エイドにある食べ物とホテルの料理で,充分沖縄を満喫できるので,わざわざ沖縄料理を食べに行かなくてもよいです.

ビーチは閉鎖期間でしたが,泳いで遊んでいる人がいました.



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