2011年11月29日火曜日

自転車が「車道」に降りるのは、自転車と車の事故も減らすためなんだよ

自転車は車道が原則という力強い警察庁のお触れが出て、新聞やテレビが連日自転車の立場を取り上げてくれています.

ただ,話の筋がちょっと曲がってしまってそのまま突っ走ってしまっている感じ.

自転車を車道に下ろす理由・・とにもかくにも歩行者との事故が増えてきていることばかりとりあげられて,そのうち読売新聞長野県の新聞では,いやいやいますぐに全部の自転車が車道とは言ってないよ,みたいな,条件によっては歩道がダメって言っているわけじゃないんだよ・・・みたいな,ちょっと頼りない,もしくは新聞の意見の方向性として,自転車は歩道のままにしたいような論調が見受けられます.

ここで一つ,強調しておきたいのは,自転車と車との事故で最も多いのは交差点での出会い頭事故であり,これは歩道走行(それも右側)の産物であるということです.走ってみれば分かりますが,車道に降りれば交差点や駐車場出口での出会い頭は気にしなくてよくなります.そのぶん,もちろん安全ですし,小さい交差点でむやみに減速する必要がなくなって自転車本来の移動の効率の良さを発揮できるようになります.

そのためには求められる方法論として,自転車には右側(追い越していく車)への配慮が必要で,目視・手信号が欠かせないです.

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