2013年7月23日火曜日

2013 サロベツ100マイル ロード 豊富町

7月21日 天気は快晴.暑くなりそうでした.
エリートは45名.ワカサからはヤマダさんとわたし.握手をして検討を誓いました.

レースから2日経って,記憶があやふやです.

スタートして,どんなに速いペースになるのかしら,とコワゴワついていきいますが,のんびりまったり進みます.8周もありますからね.
2周目もそんな感じですが,集中力が途切れたのか,裏の方の平坦なところで落車発生.ギリギリ突っ込まないですみました.集団にも追いつけました.
5分後にスタートしたS2に追いつかれそうってので,審判者にあおられましたが,どうにもなりません.S2に追いつかれたら,「混走するな・S2は左,エリートは右を走れ」って言ーわーれーてーもー.

3周目か4周目くらいに逃げが発生しましたが,集団はよけいに落ち着こうとします.皆さん,ツールの見すぎかもしれません.オオツボ選手がアタックする素振りをして,それでちょっと活性化.前半,活躍しすぎたイシイさんが,足がつりそうな素振り.気温はますます上昇.今日は,足がつらなかった人が生き残れるサバイバルレースなんだろか.エリートってこんな風なのか.

裏の長い坂でミワ選手がペースアップ.これで結構集団が絞られてきました.その後のアップダウンでさらにペースアップ.なんとか付いて行くと,集団が小さくなって後ろと距離ができたようです.
なんとかこの集団(先頭ではないけど,一応メイン集団ぽい)について行けば,完走できそうだし,かなりいいんじゃないか!
半分(80km)は過ぎたし,ここでペースについていけなくても完走はできそう!(というのは大きく間違った考えでした.)

5周目の裏の方の平地で,前走者がいきなりぐらぐらっときて落車.よけきれずそこに突っ込んでひっくり返りました.チェーンが落ちてそれをなおすのに手間取りましたが,曲がったブラケットを手で押し戻して競技に戻れました.左手足の擦過傷はまだ痛くないです.集団ははるか先に行ってしまいました.
好事魔が多しとはこのことですね.でも,機材も体も走れるから,まだ幸運!

さっきまで集団内でいいペースだったのに,いきなり一人で風圧を受けることになり,かなりきついです.後ろから二人来て回しましょうと言ってくれたのですが,全然ついていけなくて,おいて行ってもらいました.
さて,あと3周半(2周半だったかな)の一人旅.暑いです.ともかく完走しなければ.
こうなるとあの1周20kmの長いこと.
チーム員の方々からもらった補給の冷たい水を身体にかけると気持ちよくてリフレッシュ出来ました.チェックポイントの審判の方々の拍手がありがたかったです.
暑かったのでぐびぐび飲んでます.26度だったそうです.
☆さんアライさんありがとうございました.
靴の中が暑かったです

7周目 後方から赤いジャージの選手とバイクが迫ってきて,先頭に追いつかれたかと思い,何とか最終ラップまで行きたくて,動かない足を動かしてアップダウンを乗り越えて8周目に突入.これでラップはなくなったけど,今度は足切りの恐怖です.なにせ先頭との差がよくわかりません.わかったところで自転車こぐしかありません.
後方の赤いジャージが徐々に迫ってきて,「こんにちはー」と帯広チームの若い選手でした.しばらく後ろにつかせてもらいましたが,つらくなって心のなかで「さよーならー」と,離れました.
最後の裏の長い坂はよろよろで10km/時もでていなかったような.完全に自分の体力の限界を超えていて,バイクを降りたい気分でした.
この坂さえ登れば,これ以上きついところは無いはず.あとはゆったり牧場を眺めながら帰りたい・・・ずっと後方から白いジャージが一人迫ってきます.残り数kmだし,ここまできたら逃げ切りたい.
160kmの最後の最後まで出しきらないといけないようです.あぁもういやだ!
下りは体力温存,登りでバテすぎないように.残り2kmくらいの牛さんのところをこえると,白いジャージがさらに迫ってきています.坂1つ分くらい.自転車はじめてこんなに必死になったことはありません.最後の下り,そこからゴールへの登り.☆さんにうけた忠告に従って,早めにギアを軽くしていってスプリント~.2秒差でにげきってゴール.
とばさん,写真有り難うございます.
落車したときにサイコンが無くなってしまいました.ハンドルも曲がったままです.
見えないけどジャージも穴だらけになっていて,まさにボロボロ.
21位
先頭から20分くらいで,足切りにもならなかったようです.
エリートの一番長いレースで完走できました.よかった.
川島旅館の朝ごはんを3杯も食べておいてよかった.

初エリートの今年は,周回レースDNF×2,ヒルクライムもなんだかな成績しか出せていなかったので,今回最後まで走れて,エリートの長距離を実感できたし,本当に良かったです.
まだ頑張って自転車を続けられそうです.

ワカサ選手団はワンボックスに7人+別行動のムッシュ・テラサワ先生の9人の大所帯で楽しかったです.
しかし,ムッシュに自転車を預けるのは何となく不安感がつきまとっていました.レース会場で自転車と再会出来て,かなりほっとしました.自転車はやっぱり一緒に移動するのがいいです.

あとでわかったことですが,ムッシュが金曜日に私と☆さんの自転車を積んでいってくれたのはいいんですが,その晩はなんと車中泊で,私らの自転車を外に出して寝たそうです.なんてことしくれるのでしょう,さすがムッシュ.不安感はやっぱりあたりだったのです.

現在,擦過傷と日焼けと筋肉痛と打撲痛のごちゃまぜで,ロボットのような動きで出勤中です.

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