2010年9月20日月曜日

2010 ツール・ド・北海道 市民レース 3日目 クリテ 「塞翁が馬」

雨が降るとは全く予想していなかったのに.
NIPPOの井上選手からボトルを頂き,昼ごはんしっかり食べて,昼寝までこいて,ローラーでアップもばっちり.それを待ち構えていたように雨がポツポツと.
待機中からさらに強風&本格的な降りで凍えてつらかった.早く始まってくれー.

で,ようやくスタート
運良く最前列に並べたのに,お約束のクリートはまらず,その間に集団がザザーッと行ってしまい,あせって走ります.ヤマダさんに追いついて,序盤はものすごく速いペースなので,付いていくので精一杯.
昨日の終盤で見かけたエリート選手もいて,このあたりは間違いはない面子と判断,ともかくヤマダさんに付いていく作戦.5周過ぎたくらいから,どうやら前の方と切れちゃったみたいで,この集団で孤立してしまいました.高校生が出たり戻ったりで,まぁそんなもんですか.
途中でものすごく土砂降りになり,ヤマダさんから跳ねる水をまともにかぶりながらの走行.アイウエアをかけていても両目が開けられません.かと言って片目だと距離感がわからず怖い.ペースが速くて速くて大変ですよ.コーナー&ストレートで(嫌いな)インターバルの連続.正直,3日間で一番キツイ.13周ももつのか?自分.
中盤過ぎてからちょっとペースが緩んで,坂のあたりやホームストレートで思わず前に出ちゃったり.
周りを見渡すと,エリート外人のマットさん,M本さん,そしてヤマダさんと実力ぞろいじゃないですか.この集団で徐々に前から落ちてきた選手を追い越しつつ,頭がクラクラしながら,顔が泥だらけになりながら,心拍数MAX(多分)で,何とか最後まで行けそう!
なんと言ってもエリート・S-2は走り方が上手で,高速コーナーやクランクでも全然危なげなしで嬉しい.

最周回に向けてイメージ作れるかな?と思っていたのですが.

あぁ,それなのに,それなのに.
あと2周というところで「バイクが来るぞー,先頭が来るぞー」
え?あれ??・・・ラップされちゃいましたよ.よくわからないまま,ゴールまで走ったらチェッカーフラッグ降られてあっけなく終了!
3日間で一番大変な思いして疲れたのに,こんな「落ち」でした.
しかもリザルト見たら,自分がいた集団はそれなりに強そうな人たちなのに,その前にも沢山の選手がいたようです.それってどんなペースなんだろ.恐ろしい.

まぁ連日でいいペースを維持するのは欲深すぎますよね.
本命と考えていた2日目のロードでそれなりの成績を出せたので今回の参加は十分満足です.

そうだ!自転車競技の王道,本命はロードレース!!
ツール・ド・北海道は片道長距離ロードレースができる貴重な大会なんだから.そこでいい思いをできたから十分なんです!!!

おきなわに向けて,何とかなりそうな気がしてきたし.

それにしても今年は春から平地のパワーが無さすぎですな・・・
最初からパワー全開!出来ないようです.皆さんが疲れてきたなーという頃からようやくじわじわーっと,しか.アマノジャク的な性格的なものですか.  人生もそんな遅攻展開かも,ここまで.
だから短距離TTはもちろん,高速クリテでは皆が疲れてから元気が出て,その時には中切れ起こしちゃってるよ,という展開.

来年はどうしましょうか.
大滝とツールがちゃんと開催されればいいのですが.運動会ともぶつからずに.

TTと登りで勝負なら,まるでMTBの世界?それはつらいばかりで楽しくなさそうな.

2 件のコメント:

ヒュック さんのコメント...

三日間お疲れ様でした。
あの雨と強風で集団が分断しやすくなっていて四つくらいのグループに分かれてましたね。
私たちのクラスの時は小ぶりでしたがその後本降りになってきたので大変だな~と思いながら見ていました。

私は自分のクラスで自ら中切れを起こしてしまいました(汗)

いのみちお さんのコメント...

疲れましたが,今思い返すと連日自転車競技して,お知り合いと連日お会いできて,パラダイスでハッピーな夢のような時間でした.
雨・風の中,ペース速くて引きずり回されても充実した経験というMぶりです.
土砂降りだったようですが,チームメイトの赤いおしりを追いかけるのでいっぱいいっぱいで,それどころではありませんでした.
ヒュックさんの最初の飛び出しはしっかりみてましたよー.