まるで猪木に平手打ちをくらったような気分です.目が覚めました.
昨年参加した人たちが,一様に「楽しかった」との感想だったので,参加決定.S-2にしがみつくためにポイントも必要だし.
コースの下見ができなかったので,ストリートビューで仮想下見のみ.途中から10%にきつくなって,あとは何とかなるだろうと・・・・甘かったです.下見・試走は大事です.
前夜はお泊まり仕事でしたが,無理言って,交代要員に朝6時に来てもらって倶知安へ車で出発.途中,自走している人たちもいて,これも悪くないな~と.
駐車場では偶然にも隣がMR田さん,その向こうにムッシュの車でUT田君も.続々とワカサチームが集まって,緊張がほぐれてきました.受付,車検は他のレースよりスムーズ&本格的.
自分はローラーにも乗らずに集合地点へ.
今シーズン初めての公式レース.
S-2集合地点に行くと,昔,藻岩山ヒルクライムでも一緒に登った旭川のガッツMN年さん,青いジャージ姿を初めて見てとまどってしまったN妻さん,その他に・・・えーと,記憶が曖昧な今日この頃.
ヒルクライムだから?それほどの緊張感のないまま号砲!パレード走行・・・って,こんなに速いの?
とりあえず集団についていく.今年はじめての集団走行で色々気を使う.
跨線橋を越えて,集団走行のまま登り出す.けっこういいスピード.
いろんなクラスが混ざりだしたり,右車線を通る人に集団から罵声が浴びせられたり,集団内の急ブレーキに文句が出たり・・・
いつリアルスタートなのかな?近くにいた中年の星,DoMよしーさんに聞くと,もうスタートしてるよだって.いつからきつくなるの?・・10km手前からでしょう,だって.
相変わらず集団はいわゆるロードレースのペースで走っている.微妙に登っているはずだけど.
MR田先生が高ケイデンスで前にいて,沿道に手を振ってました.モチベーション高そうです.UT田くんは集団の先頭付近をはりきって走ってます.張り切りすぎのようですが,若いからそれくらいしてもらわないと.旭川IKA大学のTR村くんがひたむきに走っていたので,ちゃんと卒業できそうか聞いて先輩ヅラして余計なお世話.
クラス混合で,登りに自信のある人がどんどん前に行くので,引くこともなく,ひたすら集団の目立たない所に安住.
集団はいつまにか小さくなっている.ついていっているだけなのに,この展開はうれしい.
気づくともうスタートして7km以上走行している.もう半分来ちゃったの?ヒルクライムのイメージと違う展開に戸惑う.いつもの悪い癖で,もしかしていけちゃう?みたいな楽観的予測が頭をもたげる.
エリートをも引いていたUT田くんは後方へ下がって行きました.
すぐ前にWAKASAジャージが二人,Y地さんとYM田さん.Y地さんにしてはペースが上がってないのか,いや,この後にくるはずの急勾配に備えて抑えているに違いない.二人の後ろについて,ついに道路が細くなり勾配がきつくなりだす.
事前に見ていた高低表では急勾配はそんなに続かない,と読んでいたのが運の尽き.やっぱり実走しないといけませんね,結果的には.私みたいな,行き当たりばったり,やってみなくちゃわからない人間には,特に.
最初のうちは何とかWAKASAトレイン3両目でしたが,耐え切れずに「さようなら」して一人旅へ.
あとは,もう,早く終わんないかな,次の距離表示はまだかな,あのコーナー曲がったらゆるくならないかな・・よろよろ,よーろよろ.ゼーハー.
残り4kmくらい?休んで回復する距離でもないような,あとは行っちゃうしかないような・・甘かった・・
足が止まりそうになり抜かれまくるけど,青ゼッケンのS2は前にも後ろにもいない.それならいいかと,次の距離表示を待ちわびる.このまま行ってくれーと思っていた矢先・・
「ボトル減ってないですよ!」の声と共に,登りキャラじゃないはずのN妻さんにあっという間に抜かれる.これまた登りキャラじゃないはずの旭川のガッツMNさんに抜かれる.そろそろ自分も回復して追いついて・・・全然無理.さらに函館の”振り向けばクラシックさん”にも抜かれる.
全然知らない若者や外人さんなら,まだ気楽なのに.
自転車競技を始めてから腐れ縁のような,同じペースでクラスを上がってきた,わりと同年代に抜かれるとやられた感が強いです.
残り1kmくらい?平坦っぽくなるけど,すぐ前に目標になる人がいるわけでもなく,疲れて腰も上がらず,大したスプリントも出来ずにゴール.終わったーゼーゼー.
UTくんと一緒に水を飲みに行き,そのまま迂回路のパノラマラインを下ります.眺めが素晴らしい.
この迂回路が結構距離があって,からみづらかったUTくんと親交を深めつつ,後半は真面目に走っちゃったりして,いい練習になりました.ブログでは良く知っているMT本さんともお話できて楽しかった.
車に戻って,車内に置いといたおにぎりを取り出すと,まるで炊きたてのようにホッカホカです!一見美味しそうで,いやしくも一口食べてしまいましたが,よく考えると黄色ブドウ球菌の培地として最適な状態であり,大人の判断として廃棄処分としました.
公式記録,37分と数秒.LegonSK本さんに離されること1分.その1分がね.
反省としては水分摂取が足らない,自分なりのペースをつくらないと.座ってばかりでないで,少しはダンシングしておけよ,と.
ムッシュの表彰式を待つ間に,いろんな人達とお話して退屈する暇がなく楽しいイベントでした.
帰りに5号線を通ったら,蘭越などの海水浴場で渋滞にあい,眠くて辛かったです.
こんなもんでいいですか,やまさん.長文になってしまいました.来年お待ちしてますよ.
ヒルクライムだから?それほどの緊張感のないまま号砲!パレード走行・・・って,こんなに速いの?
とりあえず集団についていく.今年はじめての集団走行で色々気を使う.
跨線橋を越えて,集団走行のまま登り出す.けっこういいスピード.
いろんなクラスが混ざりだしたり,右車線を通る人に集団から罵声が浴びせられたり,集団内の急ブレーキに文句が出たり・・・
いつリアルスタートなのかな?近くにいた中年の星,DoMよしーさんに聞くと,もうスタートしてるよだって.いつからきつくなるの?・・10km手前からでしょう,だって.
相変わらず集団はいわゆるロードレースのペースで走っている.微妙に登っているはずだけど.
MR田先生が高ケイデンスで前にいて,沿道に手を振ってました.モチベーション高そうです.UT田くんは集団の先頭付近をはりきって走ってます.張り切りすぎのようですが,若いからそれくらいしてもらわないと.旭川IKA大学のTR村くんがひたむきに走っていたので,ちゃんと卒業できそうか聞いて先輩ヅラして余計なお世話.
クラス混合で,登りに自信のある人がどんどん前に行くので,引くこともなく,ひたすら集団の目立たない所に安住.
集団はいつまにか小さくなっている.ついていっているだけなのに,この展開はうれしい.
気づくともうスタートして7km以上走行している.もう半分来ちゃったの?ヒルクライムのイメージと違う展開に戸惑う.いつもの悪い癖で,もしかしていけちゃう?みたいな楽観的予測が頭をもたげる.
エリートをも引いていたUT田くんは後方へ下がって行きました.
すぐ前にWAKASAジャージが二人,Y地さんとYM田さん.Y地さんにしてはペースが上がってないのか,いや,この後にくるはずの急勾配に備えて抑えているに違いない.二人の後ろについて,ついに道路が細くなり勾配がきつくなりだす.
事前に見ていた高低表では急勾配はそんなに続かない,と読んでいたのが運の尽き.やっぱり実走しないといけませんね,結果的には.私みたいな,行き当たりばったり,やってみなくちゃわからない人間には,特に.
最初のうちは何とかWAKASAトレイン3両目でしたが,耐え切れずに「さようなら」して一人旅へ.
あとは,もう,早く終わんないかな,次の距離表示はまだかな,あのコーナー曲がったらゆるくならないかな・・よろよろ,よーろよろ.ゼーハー.
残り4kmくらい?休んで回復する距離でもないような,あとは行っちゃうしかないような・・甘かった・・
足が止まりそうになり抜かれまくるけど,青ゼッケンのS2は前にも後ろにもいない.それならいいかと,次の距離表示を待ちわびる.このまま行ってくれーと思っていた矢先・・
「ボトル減ってないですよ!」の声と共に,登りキャラじゃないはずのN妻さんにあっという間に抜かれる.これまた登りキャラじゃないはずの旭川のガッツMNさんに抜かれる.そろそろ自分も回復して追いついて・・・全然無理.さらに函館の”振り向けばクラシックさん”にも抜かれる.
全然知らない若者や外人さんなら,まだ気楽なのに.
自転車競技を始めてから腐れ縁のような,同じペースでクラスを上がってきた,わりと同年代に抜かれるとやられた感が強いです.
でも,どうにもなりません.
フランスで得たおおらかな気持ちとか,あらたな自転車への価値観とか,生まれ変わったんじゃないかという話はどこへいったの?結局,身近な人には負けたくないっていう心の根っこには変りなかったです.皆さんが自分に活を入れてくれたんでしょう.残り1kmくらい?平坦っぽくなるけど,すぐ前に目標になる人がいるわけでもなく,疲れて腰も上がらず,大したスプリントも出来ずにゴール.終わったーゼーゼー.
UTくんと一緒に水を飲みに行き,そのまま迂回路のパノラマラインを下ります.眺めが素晴らしい.
この迂回路が結構距離があって,からみづらかったUTくんと親交を深めつつ,後半は真面目に走っちゃったりして,いい練習になりました.ブログでは良く知っているMT本さんともお話できて楽しかった.
車に戻って,車内に置いといたおにぎりを取り出すと,まるで炊きたてのようにホッカホカです!一見美味しそうで,いやしくも一口食べてしまいましたが,よく考えると黄色ブドウ球菌の培地として最適な状態であり,大人の判断として廃棄処分としました.
公式記録,37分と数秒.LegonSK本さんに離されること1分.その1分がね.
反省としては水分摂取が足らない,自分なりのペースをつくらないと.座ってばかりでないで,少しはダンシングしておけよ,と.
ムッシュの表彰式を待つ間に,いろんな人達とお話して退屈する暇がなく楽しいイベントでした.
帰りに5号線を通ったら,蘭越などの海水浴場で渋滞にあい,眠くて辛かったです.
こんなもんでいいですか,やまさん.長文になってしまいました.来年お待ちしてますよ.
5 件のコメント:
最後苦しんでおられたようですね。自分も急坂の付近でちょっと逝きかけましたがなんとか。
あの手の登りはペーシングがモノを言いますね。自分のメーターがバッテリー切れになってしまいただのオモリと化しましたが汗、脳内パワーメーターで(笑)残りの時間とペース配分こんなもんかな~ってかんじで何とかなりました。
下山中色々お話できて楽しかったです。またよろしくお願いします~。
詳細レポ、ありがとうございました。
フランスで得たおおらかな気持ち、も競い合う気持ちもどちらも大切だと思います。
来年、是非参戦します(55歳になるし!)。
精鋭を連れて行くつもりなので、よろしく。
Globalcyclesさま
パワーメーターにちょっと興味を持って調べてみましたが,導入するにはそれなりな覚悟がいりそうですね・・・
今更ですが,自分は,後先考えずに行ける分だけ行っといて,でもそれが最期まで続かないので,貯金で逃げ切りたいけどできてないってことにようやく気が付きました.これからは「登りだ,わーい」をやめられるかが勝負どころ?
こちらこそ,ブエルタのお話,楽しく羨ましかったです.
やまさん
お優しいお言葉,心に染み入ります.
四国の精鋭を返り討ちにすべく鍛えておきます.
いろいろと葛藤のあるレースですよね。
微妙に緩いし、常に自問自答のレース(笑)
自分もいつフラッグが振られたのか分からず意味なく走ってた距離が長かったです。
似たものですね(笑)
これからもどんどん刺激を下さい。
クラッシックさん
いまだに,どうしたら良いのか自問自答しております.答えを求めてめったに買わないファンライドを買ってしまいました.
自分らしくもなく,心拍のセンサーを考えちゃったりして.
刺激になるのはうれしいですが,やたらと周りを挑発したくもないですね.
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