2011年8月3日水曜日

エタップ 旅行記03 前日 ヴィラージュで出走手続き 小トラブル発生

前日のパリ~シャンベリーの移動はこちら
7月10日

朝食前に初めてのヨーロッパの街並みを散策.涼しくて気持ちいい.
年代不明の古そうな建物がたくさん.
まるでUSJかハウステンボスみたいだ・・・って,それは逆でしょ.
ホテルの近く,教会兼学校?
今回の旅行の目的:フランス人と会話&町のパン屋さんでフランスパンを買う.
早速お店を見つけて実行.
ボンジュール!UneかUnかわからないけどクワッソン,あとは指差しでそのバゲット.メルシー,オーボワー.
ミッション完了.パン美味しい.散歩しながらモグモグと完食.
おいしさの伝わらない写真です.
ホテルに帰って・・・・フランスでの初めての朝ごはん.
しっかり食べよう朝ごはん♪・・・・そっけなくてびっくり.
置いてあるのは,クロワッサン,チョコクロワッサン,バゲット,パン,パンケーキ,シリアル,パウンドケーキ2,3種類,カヌレまであって,ジャム,ヌテラとヨーグルトとフルーツ.
なにを食べても甘い.パンもケーキもヌテラも美味しいけど,しょっぱいものが食べたい.
コーヒーはふんだんにあります.カフェ・オ・レ用のわざわざ温めたミルクもあります.そこには力が入ってます.でも,加熱調理したおかずは一切ありません.
一応,ハムとチーズはあるので,ここで塩分摂取です.アメリカだってスクランブルエッグやポテトくらい出すだろうに.フランス人,朝に力入れなさすぎ.逆に,日本人塩分とりすぎ?
でも,そのプチデジュも帰る頃には慣れてしまった.
バスで移動中.次々に現れるアルプスの景色に感激.
今日の予定は,バスでスタート地点のモダーヌまで行ってレースの受付.レースは明日.

成田以来の自転車とご対面,ケースから出して組み立てるが,ここで事件発生.
ホイールからはずしておいたクイックが無い.出発前日まで神経質なくらい持ち物チェックしたのに~!!出発直前に間違っておいてきてしまったらしい.やっちゃった.
冷や汗.
誰か,クイック余分に持ってきている人・・いそうかなぁ,と心の動揺を悟られないようにツアー同行者の様子を眺めているけど,いませんよね.
輪行ケースに着いているクイックをはずして使えるけど,たかがクイック,されどクイック.重さも大して変わらないとは,よぉくわかっていますが,せっかくの晴れの舞台になんだかね.気持ちが重くなるっていうんですかね.どうしましょう.
社長に手伝ってもらった梱包.無事にトラブル無く到着しました.
受付のあるヴィラージュまでシャトルバスに乗る.診断書とパスポート,自分の出走ナンバーが書いてある紙をみせて受付終了.参加賞のサコッシュ,Tシャツをもらう.サコッシュの中にはクリーム,ドリンクの粉,ボトル,ちらし類が入っていた.

ヴィラージュは色んなブースが出ていて,見ているだけでも楽しい.時間がないのが惜しい.飛行機に持ち込めない携帯ボンベや各種プロチームのジャージも買える.しかも円高だのに.
我がFOCUSのブースでは超かっこよいTTマシンが展示.頼んだら試走させてくれた?
自分はそれどころではなくて,クイック探す.奥の方の店で、メチャ軽そうで色つきのきれいなクイック発見.値札には50ユーロ,店のお兄ちゃんも「50ユーロだけどいいのかい?」・・・・って.時間がなくて気持ちがテンパッてまして,ボーっとしているうちに買ってしまいました.我に帰って,かなり後悔.この2本のボッコに6000YEN?今まで,軽量化オタクのような投資することなかったのに.
でもワカサカラーの赤を選べたし,これで気持ち良く明日のレースに臨める・・と自分を説得.もっと手前の店にBBBのそっけない10ユーロのクイックもあったのですが。
自転車の縁日みたいで非常に楽しいヴィラージュ.いたるところでグッズも配っていました.
脳外科医にはおなじみの「サノフィ」のブースもあってびっくり.ツールにはサノフィのチーム,タイプ1は出てないし,唐突な感じ.お姉さんが二人で”一応”ポストカード配っていたけど,人気もないし,やる気なさそう.”一応”ジャージも売っていたけど,近づく人もいなかった.

がらんとしていて,お役所の展示コーナーみたいですよね.
知っているフランス語を駆使して,1プレート10ユーロのパエリア注文.温かい物が食べられて満足.
明日のエタップまで少しは自転車に乗っておきたかったけど,結局全然時間がないし,ここからホテルまで100kmあって,レース(それも未知数)の前日に乗るには長すぎる.おとなしくバスでホテルに戻る.
しかし,やっぱり乗っておきたい.それに,今回の目的その2:ヨーロッパの町並みを自転車で走りたい!
ホテルに戻ってから雨がぱらついたけど,YS原さん,YM崎さんと,シャンベリー市内のサイクリングロードを適当に走りだす.初めてのヨーロッパ走行.街並みを走るのは楽しくて興奮状態.ロータリーも教えてもらって初体験.
道はわからないけど,何となく山方面に向かって少しずつ登っていく.
もー楽しくて楽しくて,疲れを感じることなく,どんどん登れる感じ.少し郊外に出るだけで,信じられないようなアルプスの光景が開いていくので,もっともっと先に進みたくなります.
道端の観光客が自分たちが通り過ぎるときに,熱心に”アレアレ!”言ってくれた.さすが自転車先進国.
まだまだ走りたかったけど,夕食に間に合うように適当なところで引き返す.帰りに迷って市内をうろつくが,それもまた楽しかった.
夕食はホテルの近くのレストラン?で壮行会をかねてみんなで楽しく食べました.
ここでベテランのIG嵐さんの貴重なアドバイス:補給所はかならず立ち寄る.その数分をけちると後で何時間にもなると.ASOはいいところに補給所を置いてくれている.


いよいよ明日はレース本番.えっっもう?!



エタップ 第1報 旅行記01 札幌~成田 02パリ~シャンベリー 04レース前半 04-2レース後半ラルプ・デュエズ 05移動日 06第11ステージ観戦 07第12ステージ観戦・トゥル・マレ



2 件のコメント:

や ま さんのコメント...

そうそう、Galibierの素晴らしさにかすんでしまいましたが、初日のサイクリング、どこまでも走っていきたい気分でしたね。

いのみちお さんのコメント...

外国の全く知らないところで,あてもなく,とりあえず行ってみましょうという”のり”の良さを共感できてうれしかったです.海外自転車経験のあるやまさんがいてくれたので,楽観的に楽しく走ることができました.
あの感覚が自転車乗りの原点と感じました.一生の思い出です.