前日の自転車組立,出走受付はこちら.
7月11日
AM2:30起床.
こんな時間にホテルが朝食を用意してくれてありがたい!が,そこはフランス.
パンとバナナとケーキ(クグロフ)のみ.ハムもチーズも無いよ.
それなのに,コーヒーとカフェ・オ・レ用の温めたミルクは余るくらい用意されている.この朝食のバランスがフランスらしいのかしら.
夜明け前のモダーヌ周辺はバスでごった返し.さすが1万人のイベント.
バスから自転車下ろしてそこから自走で8000番台のスタート地点へ向かう.
いよいよ来ましたよ.
これから走れますよ.
遠くにアルプス,眼前に8000人の選手を見ながら,気持ちを整理.
出発前,あれだけ不安だらけだったこの旅ですが.
こんな私が,地球の裏という大それた所まで来てしまいましたが.
無事にスタート地点に並ぶことができましたよ.感謝(家族)・感謝(職場)でございます.ここに来られて本当に良かった!もう,思い残すことはないです.
頑張って走ります.
・・・感動に浸ってましたが,待っている間冷や冷やと寒くて,もよおすんですね.もう遠くへ行けないので,柵を乗り越え,道路脇の民家の壁に失礼させてもらうこと2度3度,フランス初の立ちション.
マナー違反かと思いきや,周囲の外人さん達も,続々と人家の塀に立ちション.二階の窓からそこの家の人が,知ってか知らずか選手たちの列を眺めています.みんなですれば怖くない.
MCのインタビューがスピーカーから聞こえる.仏語・英語・伊語あとはスペイン語?
AM7時にいよいよカウントダウン,そして先頭がスタート!・・・・だが自分の周囲は全然動かない.
区切ってスタートしているようで,落車無く安全に進行しているようです・・・もう直前だっていうのに,また用足しへ.AM8時.ようやく自分たちのスタート.ゆっくりとゲート通過して下り基調.いきなりの60km超え.周囲の日本の方達とはすぐにはぐれてしまいました.
けっこうなハイペースに戸惑いながら走ります.順位を狙う必要がないから無理することもないけど,一応”レース”だから自分なりに速めに.日本人だって走れるんだぞっと.
一応”レース”っぽく,いいペースの選手を見つけては後ろについて少しずつ前へ.
しかし前方に8000人以上いるわけで,いくら抜いてもキリがない~.
テレグラフの登りにさしかかる.
インナー,後ろは25か28.先々の不安があるのでやっぱり無理しない.それでも重たそうな外人は落ちてくる感じ.
道いっぱいの選手たちの中を地味に走っていたら,ツアー同行者のあかべこS生さんが,なんとアウターでかっこ良く登っていく!って,そんなペースで大丈夫??(結果,全然大丈夫でした,失礼しました)
暑くなってきたので,道端に停車してウインドブレーカーを脱いだ.ついでに草むらに用を足す.
第19ステージでコンタドールとアンディがアタックしたところは,私の匂いが残っているはず~.
この小休止で気持ちが落ち着いてきた.実は余裕なかったのね.
天気は最高!テレグラフ峠の道路脇は林で景色が見えないけど,山頂付近になって雄大な景色が出現してきた.テレグラフ頂上.
そのまま下りへ.これぞ,ツールで見たガードレール無しのクネクネ下り!って雰囲気で,感動しながら降りました.楽しかったー.しかし,この後にもっと感動するとは.
ガリビエ峠への道は,森林限界を超えた高地なので,道路がずっと先々まで見えて,そこを巡礼者のごとく延々と選手が続いていて,面白い眺めでした.
もうインナーロー28固定です.まだこれからHCが2つもあるので,ガリビエが嫌いにならないように回していく感じで進みます.オーバーでなく,本当に28付けといて良かったです.
外人さん達は緩斜面になると遅くなります.急坂になるとダンシングして迫ってきます.
景色が最高です.一言で言えば絵葉書の様・・・・・自分の文章力じゃちょっと伝えきれません.写真でも伝わりきらないと思います.
自分だって本や中継でこの景色は見ていたはず.なのに,遠近感,空気の澄み具合などを含めた景色の素晴らしさで,登りの苦しさなんか感じません.興奮して楽しくて,感無量でした.楽しくて写真撮りまくりです.
いや,ほんとによかったです.自転車乗りとして最高な状態でした.ここで自転車に対する価値観までも変わったかもしれないほどです.
アルプスの山々は,ものすごく大きい物がとても近くにあって,遠近感が狂う感じでした.山頂にちかくなると傾斜がきつくなってきて,上を見上げると,まるで富士山の5合目より上の登山道を自転車で登っているかのよう.山頂近くなり興奮頂点へ.
山頂でYM口さんと再開!して記念写真.フランス語で使用頻度ベスト5には「写真をとってください」が入るでしょう.
登っちゃいました,HCのガリビエ峠.またまた感無量&一安心.制限時間もなんとかなりそう.
山頂は,本当に,あんまりにも景色が素晴らしくて,降りたくなくなかったです.
涼しくて気持ちいいです.
外人さん達も山頂で沢山たむろしていて,レースというより観光になってました.
参加者の多くが,エタップを本当に楽しんでいます.
下を見るとクネクネと下り道を選手が高速で降りていっています.いい加減あきらめてウインドブレーカー着込んで下りへ突入していきました.
7月11日
AM2:30起床.
こんな時間にホテルが朝食を用意してくれてありがたい!が,そこはフランス.
パンとバナナとケーキ(クグロフ)のみ.ハムもチーズも無いよ.
それなのに,コーヒーとカフェ・オ・レ用の温めたミルクは余るくらい用意されている.この朝食のバランスがフランスらしいのかしら.
夜明け前のモダーヌ周辺はバスでごった返し.さすが1万人のイベント.
バスから自転車下ろしてそこから自走で8000番台のスタート地点へ向かう.
いよいよ来ましたよ.
これから走れますよ.
遠くにアルプス,眼前に8000人の選手を見ながら,気持ちを整理.
出発前,あれだけ不安だらけだったこの旅ですが.
こんな私が,地球の裏という大それた所まで来てしまいましたが.
無事にスタート地点に並ぶことができましたよ.感謝(家族)・感謝(職場)でございます.ここに来られて本当に良かった!もう,思い残すことはないです.
頑張って走ります.
・・・感動に浸ってましたが,待っている間冷や冷やと寒くて,もよおすんですね.もう遠くへ行けないので,柵を乗り越え,道路脇の民家の壁に失礼させてもらうこと2度3度,フランス初の立ちション.
マナー違反かと思いきや,周囲の外人さん達も,続々と人家の塀に立ちション.二階の窓からそこの家の人が,知ってか知らずか選手たちの列を眺めています.みんなですれば怖くない.
MCのインタビューがスピーカーから聞こえる.仏語・英語・伊語あとはスペイン語?
AM7時にいよいよカウントダウン,そして先頭がスタート!・・・・だが自分の周囲は全然動かない.
区切ってスタートしているようで,落車無く安全に進行しているようです・・・もう直前だっていうのに,また用足しへ.AM8時.ようやく自分たちのスタート.ゆっくりとゲート通過して下り基調.いきなりの60km超え.周囲の日本の方達とはすぐにはぐれてしまいました.
けっこうなハイペースに戸惑いながら走ります.順位を狙う必要がないから無理することもないけど,一応”レース”だから自分なりに速めに.日本人だって走れるんだぞっと.
一応”レース”っぽく,いいペースの選手を見つけては後ろについて少しずつ前へ.
しかし前方に8000人以上いるわけで,いくら抜いてもキリがない~.
テレグラフの登りにさしかかる.
まだ先を急ごうとして,心に余裕が無い. |
道いっぱいの選手たちの中を地味に走っていたら,ツアー同行者のあかべこS生さんが,なんとアウターでかっこ良く登っていく!って,そんなペースで大丈夫??(結果,全然大丈夫でした,失礼しました)
マリアローザもどきがあかべこさん. |
暑くなってきたので,道端に停車してウインドブレーカーを脱いだ.ついでに草むらに用を足す.
第19ステージでコンタドールとアンディがアタックしたところは,私の匂いが残っているはず~.
この小休止で気持ちが落ち着いてきた.実は余裕なかったのね.
天気は最高!テレグラフ峠の道路脇は林で景色が見えないけど,山頂付近になって雄大な景色が出現してきた.テレグラフ頂上.
テレグラフ峠頂上.1級峠は夢中になっているうちに終わった. |
そのまま下りへ.これぞ,ツールで見たガードレール無しのクネクネ下り!って雰囲気で,感動しながら降りました.楽しかったー.しかし,この後にもっと感動するとは.
ガリビエ峠にさしかかってすぐに最初の補給地点.皆さんちゃんと補給してますね.混んでいるけどスタッフも物資も沢山あって,十分な補給が可能です.
この時は,まだ足切りの焦りがあるし,まだ疲労を感じてないし,目の前にそびえるアルプスに早く行ってみたくて最低限の補給のみ.
補給物資を背中に入れて,あのアルプス山並みへGo! |
もうインナーロー28固定です.まだこれからHCが2つもあるので,ガリビエが嫌いにならないように回していく感じで進みます.オーバーでなく,本当に28付けといて良かったです.
外人さん達は緩斜面になると遅くなります.急坂になるとダンシングして迫ってきます.
こんなのまで!目撃者によると,二人で見事なダンシングしていたらしい. |
景色が最高です.一言で言えば絵葉書の様・・・・・自分の文章力じゃちょっと伝えきれません.写真でも伝わりきらないと思います.
自分だって本や中継でこの景色は見ていたはず.なのに,遠近感,空気の澄み具合などを含めた景色の素晴らしさで,登りの苦しさなんか感じません.興奮して楽しくて,感無量でした.楽しくて写真撮りまくりです.
いや,ほんとによかったです.自転車乗りとして最高な状態でした.ここで自転車に対する価値観までも変わったかもしれないほどです.
アルプスの山々は,ものすごく大きい物がとても近くにあって,遠近感が狂う感じでした.山頂にちかくなると傾斜がきつくなってきて,上を見上げると,まるで富士山の5合目より上の登山道を自転車で登っているかのよう.山頂近くなり興奮頂点へ.
山頂でYM口さんと再開!して記念写真.フランス語で使用頻度ベスト5には「写真をとってください」が入るでしょう.
エタップ経験者のYM口さんのおかげで楽しめました. |
山頂は,本当に,あんまりにも景色が素晴らしくて,降りたくなくなかったです.
涼しくて気持ちいいです.
外人さん達も山頂で沢山たむろしていて,レースというより観光になってました.
参加者の多くが,エタップを本当に楽しんでいます.
下を見るとクネクネと下り道を選手が高速で降りていっています.いい加減あきらめてウインドブレーカー着込んで下りへ突入していきました.
どんどん大人気ない振る舞いに.これからあそこを下るんだよの記念写真. |
2 件のコメント:
久しぶりにのぞいてみると
なんだか日本じゃない写真が
いっぱい!
なんと、いつの間にかあんたは
飛んでってしまった様で・・・。
ビックリビックリ!
もうそこまでのめりこんでるんですね
すばらしい!
いつか、お話を聞きたいです。
リョウ父
ササキ様
ぬはは.まいったか.
じゃなくて,そ~なんですよ.行っちゃいました.行かせてもらいました.
事前に人に言ってしまうと,何となく行けなくなってしまいそうで,秘密にしてました.
これでサイクリストとしての夢は果たせてしまいましたよ.いつかお話ししたいです.
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