2009年9月12日土曜日

2009 ツール・ド・北海道 ロード

忘れないうちに書いておかなきゃ.最近,すっかり忘れっぽいもので.
朝4時半!お店集合.ここから2台の車で富良野組と三段の滝組それぞれ出発.ん?それだと早すぎない?(当初は富良野組を置いてそこから三段の滝へ行く予定で集合時間を設定)案の定,一番乗りにスタート地点の三段の滝に着いたのは朝の6時半,スタート時間は11時くらい.しかも気温が10度以下.今からやっても仕方ないと思いつつ,あまりの寒さにローラーをこぐ私・ゆうすけさん・ハヤシさん・ヨネダさん.
選手を乗せたバスが来てから急ににぎやかに.どの選手も速そうに見えるんだ,これが.富良野組を降ろした監督が到着,社長と二人でソワソワ.どうやら,もうゴール地点へ行って焼き肉の準備をしたいらしい.
「早くしないと美味しい肉を先に食べちゃうのんね.だ・か・ら・急いでゴールへ来いよ!」と理屈になってないようでなっている動機付けをしていなくなるチームカー.
と言うことで,ワカサ的には焼き肉を目指して急いでゴールへ行くという,およそあり得ない作戦に決定.
開会式終了後,ハヤシさんの抜群のセンスで,スタート最前列を確保.
初めてのパレード走行からのローリングスタート.NCコインロッカーの二人がいきなりのペースアップ.これで完全に上り坂のうちにペースアップする雰囲気に.知り合いがまわりにいるので心強く,また,間に入れてもらいやすいので,それに応えるべく先頭に出てみたくらいにして.
アドレナリン全開だったせいか,わりと難なく登りを終えて,下り・下り.なんだか楽しくなって,どんどん先頭を回してペースアップしたくて,周りにやたらと話しかけてみたり,明らかに学生と分かる選手には恫喝まがいに励ましてみたり.
で,ちょっと苦しいなと思ったときにはハヤシさんが登場してくれて,心強く走れました.
やや登りで疲れの出たあたりで自分と反対側で落車発生.幸いハヤシさんはまともには巻き込まれなかったようです.ちょっと前半飛ばしすぎたせいか三笠市内に入ってつらくなり,見るのも嫌になるくらいの直線・向かい風では休ませてもらいました.ホント,ここは飽きちゃくらい長かった!
残り5kmの表示で気を取り直し,集団の活性化に備える.3km..まだ早いけど先頭は逃がさないように.残り1kmでハヤシさんががががーっと出てくる.これには同じジャージの意地でつかなければ!このまままっすぐだったら良かったのかもしれないけど,スピード上がって嫌なところで右コーナー.ハヤシさんが離れる.残り500m,スプリントには早い...ハヤシさんかけてるじゃん!破れかぶれでスプリント状態.前に3人?ハヤシさんは二人前.間の一人を抜けば表彰台か!!ちょっと近づく...けど残り100mでまた離れる.ゴールラインがよく分からず,戸惑いながらもがいていると,左から数人にさされてしまった.
監督に授かった秘策を忘れていた....(企業秘密)

総括:途中は楽しかったけど,前方で回っていた選手たちの多くは,自分を含め表彰台に乗れなかった..結果を求めるならもっとクレバーにねって分かっちゃいるつもりなんですがねぇ.
それなりに頑張らせてもらったのを考えると,6位は悪くない...でしょ.

そのおかげか,美味しい焼き肉にありつけることができました.
チームカーの横で炭をたいているワカサチーム.晴天の下で美味しいビールをいただきました.プロ選手がゴールに来ても,だーれも関心ありませーん.社長はすっかりできあがって超上機嫌.ぼつぼつ駐車場の車が無くなっても,延々と宴会を続けるワカサチームは,関係者にはどう映ったのでしょうか.たらふく飲んで食って,帰りの車の中でも飲み続けて札幌へ帰りました.

帰宅後体重を量ったら,あれだけ飲み食いしたにもかかわらず,ほとんど体重が増えてませんでした.50kmのレースにどれだけカロリー使ってしまったのか,自分.

何はともあれ,ケガしないで走り切れたのがよかったよかった.




2 件のコメント:

よっし さんのコメント...

こんばんは。

今日は天気に恵まれましたが、風が強かったですね。自分も残りの10㎞本当に辛かったです。

おまけに沿道にいる兄ちゃんが、あと5㎞だよ!と6㎞以上あるところで言ってたんですよね。5㎞の看板を見て、あれで心が折れそうになりました。

いのうえさんの位置取り、いつも上手だな~と思います。
さらに恫喝に揺さぶりという必殺技を手に入れられたみたいですので、いろんな意味で今後がちょっと不安です。

いのみちお さんのコメント...

3日とも天気なんとかなってよかったですね.
よっしさん,出し切ってしまったのでは?
もうひとがんばりしましょうね.
私の場合,位置取りというか,周囲の選手の方々に挨拶して回っている感じになってきましたよ.
私の揺さぶりがなかったら,のづさんが実力を発揮できてしまいました.